『雛罌粟の歌』

そよそよと風が吹く川岸で

一輪の花を見つけた

当たり前で特別珍しくも無い

けど何かが違った　その日はね

摘み取ってしまうのは可哀想で

摘み取ってしまうのになにか意義があって

そっと摘み取ったその花は雛罌粟だった

駄目だと思っても摘んでしまって

まるで貴女みたいに可愛らしくて

ずっとこの時をすごしたくて

後々、とても哀しい思いは自分しか分からなくて



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『奪っても良いか？』

言葉など要らない

言葉より行動を

言葉より愛をくれ

俺はお前以外何も望まない

だからお前の全てを俺にくれ

俺はお前に魂をやろう

俺はお前以外何も望まない

なぁ　振り向いてくれ天使よ
なぁ　愛してくれ紅の天使よ
なぁ　全てを俺にくれ堕天使

堕天使よ俺に愛をくれ



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『ギリギリ』

突き飛ばせば自分が助かる


この細い道で2人は生きれない
お前は俺を落としたがっているけど良いのか？

お前は気付いていない
自分のほうがもっと危ない状況なんて

俺はお前の腕を掴んで支えている
それなのにお前は俺の事を落とそうとする
良いのかい？俺が落ちればお前は助かるのかい？

お前は気付いていない
自分のほうがもっと危ない状況なんて

ギリギリのところで支えているんだ
落とさないでくれ　俺はまだ落ちるわけにはいけないんだ

俺が背負ってやる
お前の悲しみ
お前の怒り
お前の命

落とさないでくれ　ギリギリの所で支えているんだ
細い道なら俺がお前を背負ってやる
だから2人で進めばいいじゃないか

待て　手を離そうとするな
俺はお前のためにギリギリの所で生きているんだ



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『愛の抱擁』

いつも敵だった

けど　味方になってくれてありがとう

そしてさようなら

たった1秒　愛の抱擁

君は何事もなっかたように歩き出す

それでいい

僕に思い残すことは無い

けど　覚えといて

たった1秒　愛の抱擁

時間は時に残酷で

何千　何万回もの秒数を繰り返す

けど　忘れないで

たった1秒　愛の抱擁

忘れないでね

たった1回　差し伸べてくれた手



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『深海の恋人』

分からない　お前の心が
深海のように大き過ぎて
本当の心がどこにあるのかが分からない

無数に浮かぶ表情から
本物を見つけるのはとても難しい
お前は何に怯えてるのかは知らないけど
嘘を作り出すたびに　俺はどんどん沈んでいく

一瞬の笑顔
その笑顔に本物を見た感じがした
思わず抱きしめた
お前は不思議そうだった
もう　見つけることは出来ないと思ってた

強く抱きしめた
お前は"どうしたの？"と言いながら笑った
そう　俺が見つけたかったものはコレ

やっと見つけた
深海から引き上げた笑顔は


とても素敵だった



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『そっとよりそって』

何故そんなに悲しい顔をするんだい？
何故そんなに死にそうな顔をするんだい？
僕は君の笑顔が好きだ
けど　悲しい顔も好きだ
だってどの表情も君自身だから

僕は君のことが好き
君は僕のことが好き
それだけでいい

君が悲しい顔をすれば
僕はそっと見守っているよ
奪うことはしない
だってどの表情も君自身だから

でもね　死にそうな顔の時は
僕も一杯の思いで死にそうになる
笑ってとは言わないよ

だってどの表情も君自身だから
君さえいれば僕は生きていけるよ



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『過去の自分は強かった　未来の自分は弱かった』

未来に希望など無い
いつも独りで生きてきた
自分は強い　そう思って生きてきた

色々な所で花は散り　君との花も散った
自分は強い　そう思って生きてきた
君もたいして気にしてなかった
だけど
これだけは言っておくよ
君との愛は嘘じゃない

自分は小さい頃から独りだった
親にも本当に接した事は無かった
あの時自分は強かった　今そう思える

感情が無いアンドロイドのように
自分は独りでも生きていけると思った
君と出会ってから　自分自身は変わってはいなかった
でも　思っているだけ
本当は君感をじていた
それからは君以外の何かを感じ始めた

君との花は散ったけど
少しだけの幸せをありがとう
そして
君は新しい僕を愛してくれ

今の自分は強くない
それは独りではないから
新しい僕は強くは無いけど
君がいて　愛を感じることが出来るから

昔の自分は一匹狼でカッコイイと思い込んでいた
今だからこそ笑って言える話



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『　My heart is cold now―One Hundred―　』

俺たちが始めて出会ったあの日
愛の神にも負けない恋をしただろう

俺の瞳にはお前しか写ってなくって
俺の心はお前が癒してくれた
俺は何故お前のことが好きなんだろう
それは誰にも分らない　愛の神しか知らないこと

誰かを愛した　誰かが心を癒してくれた
俺は愛を知った
俺は零度の氷から　百度の恋をした
俺は判らない　これが偽りか真実か

俺は　ただお前の笑顔が見たいだけ
俺は　ただお前のことを抱きしめたいだけ
俺は　俺は偽りでもいい　愛を感じたいだけ
百度の愛をした　裏切られることは分っているけど


百度の愛をした　その瞬間　偽りは真実になったんだ



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『　If　』

人は
人は死んだら
あの空へ行けるのでしょうか？
もし
最愛の人が死んだのならば
僕の涙は空へ届くのでしょうか？
もし…
もし　僕が死んだのならば
貴方は僕のために泣いてくれますか？

もし僕が貴方なら
僕は空まで届く泣き声をあげるだろう



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『　Hello　』

Hello　Hello
そちら晴れてますか？
こちらは雲ばかり　今にも降り出しそうです

Hello　Hello
只今　僕の心は大荒れ中
外部との連絡が取れません

Hello　Hello
誰か聞こえますか？
誰かこの嵐を止めてくれませんか？
この嵐は僕の心にいて見えないかもしれない
誰でも見えるわけじゃないんだ
愛の呪文を唱える人にしか現れないんだ
Hello　Hello
僕の声は聞こえていますか？
あなたの心に通じていますか？
Hello?　Hello?



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『こどくかん』

綺麗な場所で僕は目覚めるよ

生まれ変わった僕は綺麗でいたい

不幸な星の下に生まれた僕の願い

愛されなくてもいい

ただ　これだけは言えると思うんだ

この願いは叶わないんだと

いつも孤独でいなければ無いんだと

愛されたいとは思わなかった

でも　孤独感が愛を求めるんだ

求めてはいけないのに


心が渇望する



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『ラプソディー』

どうしても辛いとき
心から壊れる音がした
他人がピースを壊すのは簡単だけど
戻せるのは自分だけ
新しくするのも自分だけ

待たないで　待たないでくれ
僕はきっと　たどり着いてみせるから
今から始まるんだ僕のラプソディーが
崩壊の音は僕にとって心地良いよ
それは僕が生まれ変わった瞬間だから

灰色の空　蒼い雪
蒼い雪はここに積もっていき
灰色の空を汚していく
誰か分かるかい？
この場所が
このマインドが

僕は今　自分で壊すすべを知った
ハンマーを持って　自ら動いていくんだ
この小さくて丸い球体を
ぶち壊していくんだ

待たないで　待たないでくれ
僕はきっと　たどり着いてみせるから
今から始まるんだ僕のラプソディーが
崩壊の音は僕にとって心地良いよ
それは僕が生まれ変わった瞬間だから

瓦礫だけが目に付くけど
時が経てば消えるから
今からラプソディーを歌っていくよ
君が来る頃
ここはもっと楽しくなっている

待たないで　待たないでくれ
僕はきっと　たどり着いてみせるから
今から始まるんだ僕のラプソディーが
君のために歌うよ

待たないで　待たないでくれ
僕はきっと　たどり着いてみせるから
壊していくよ自分の心を
今から始まる　僕のラプソディーが


*ラプソディー：狂詩曲



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『言ってみろよ』

言ってみろよ
俺はちゃんと受け止めるから
俺はそんなにヤワじゃない
ストレスを溜め込むのは悪い事じゃない
だけどさ　出さなきゃ悪い物なんだぜ

心配するなよ
俺が血まみれで帰ってきても
なんのことはない
俺は大丈夫だ
安心して眠れ
お前の笑顔が俺の全てなんだ

お前がヤケ酒飲んで
自分を壊していく姿は見っとも無い
俺には耐えられない
なぁ　言えよ
俺らは何のために永遠の愛を誓ったんだよ
なぁ　言ってくれ
お前は何に怯えているんだ？

なぁ　考える事は悪い事じゃない
でも俺にまで考えて物を言うなよ
俺はそんなにヤワじゃない
なぁ　言ってくれよ
お前は何に怯えてるんだ？



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『チョーク』 - new!!

感情は数字で表せないよ
例え有名な数学者が黒板いっぱいに書いたとしても
俺は納得しないだろう
頭で分かっていても　体が理解してはいないんだ
だからあんな酷い事を言ってしまった
もし感情が数字ならどんなに楽なのだろう
そしたら君を傷つけることなんか無かったのに

もし何人もの心理学者が俺をパターン化しても
俺は外れるだろう
例え理論でぐるぐるにしようとも
俺は逃げてみせる
たった１つ君に酷い事を言ってしまったから

この感情を　君に伝えたい
これを数字に出来たならどんなに楽なのだろう
感情は　言葉はチョークで書くものじゃないよ
世界がもしチョークの世界だったら
俺はずっと塗り潰しているだろう
自分の心を

そして君に伝えたい
ごめんと
そして　やり直してくれと
こんなこと言うはずじゃなかったけど
君を前にして

俺はまた感情的になっている



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